【2023年12月】「必要な方にエビデンスをもとに届ける治療とCBD」 広島ステーションクリニック 石田 清隆 理事長にインタビュー

大麻は、日本では『大麻取締法』で厳しく規制されています。世間的にも『ダメ、ゼッタイ』というイメージが広く浸透しています。

大麻草の葉と根に含まれるTHCが、大麻の主成分です。

日本の大麻取締法では、「大麻」とは、大麻草 及びその製品をいいますが、大麻草の成熟した茎及びその製品、並びに大麻草の種子及びその製品を除くとされています。

大麻草の種子や茎に含まれるCBDは、人体に有害性がなく、てんかんなどの病気の治療に有益であることが、海外の研究で明らかになっています。 日本国政府も、今年10月24日の閣議決定で、大麻草を原料にしたCBDの使用を認めています。 

そこで今回、広島にて広島ステーションクリニックを開院されていらっしゃる医師の先生に、医学的な視点で見たCBDとマインドフルネスの関係について、お話を伺いました。

内科的な癌の検査などの画像診断だけでなく、栄養療法、運動療法、美容皮膚など幅広くやっております。

肝臓学の専門医で長年、基幹病院の一線でウイルス性肝炎、肝細胞がんの診療を行い、ウイルス性肝炎の経口剤治療、肝細胞がんのラジオ波焼灼療法やカテーテル治療の経験が多数あります。

現在は、最新機種の画像診断機器を導入しながら、栄養解析データをベースに脂肪肝、糖尿病などの生活習慣病に対して徹底的な栄養、運動指導を行い、薬に頼らない治療を目指しています。

また肝臓のお悩みだけでなく、2023年1月にアンチエイジングセンター「Milky Cloud Well-being Center」を開設したり、少人数セミパーソナルトレーニングジム「ドクターズジム健人」などの取り組みを積極的にしている中で

CBDの可能性に気付かされ、今後さらに研究していきたいところです。

広島ステーションクリニック MILKY CLOUD Well-being Center
(ミルキークラウド ウェルビーイングセンター)

クリニックの特色
・患者様に適した高いレベルの診療を提案
・栄養と運動の2面から徹底的なサポート
・圧倒的画像診断力と豊富な臨床経験
広島ステーションクリニック MILKY CLOUD Well-being Center(広島ステーションクリニック ミルキークラウド ウェルビーイングセンター)は、広島駅に直結した徒歩3分の場所にあるクリニックです。
当院の特徴は、ただ外見を整えるだけではなく、
内側からあふれる魅力を最大限に引き出すために、栄養や運動のサポートを行っていることです。
オーソモレキュラー栄養療法を実践している医師、管理栄養士、運動トレーナーがあなたをよりhealthyでcharmingなレディあるいは清潔感あふれるジェントルマンへと導きます。
https://kireipass.jp/clinics/krc1698

ドクターズジム健人

当ジムは、少人数でトレーニングを行うセミパーソナル(グループレッスン)型のトレー二ング施設です。
大型フィットネスクラブでは、「低価格でいつでも行けて便利だけど、トレーナーのサポートがない」という不安を抱く方、パーソナルジムでは、「高額な金額でトレーニングしたいけど行けない」という悩みを抱く方たちのために、低価格で継続的にトレーニングを行えて、個人個人をサポートできるトレーニング施設です。

レッスン時間は45分で、内容はストレッチポールやバランスボール、ステップ台、TRXなど様々なグッズを使用して目的、運動レベルに応じたレッスンを実施していきます。ヨガ、エアロビクスなどのレッスンもご用意しております。
レッスンは、1日に約10レッスンが時間割(スケジュール)になっているので、ご自身の体に合わせたレッスン、目的や目標に応じたレッスンを選んでトレーニングを受けて頂きます。

レッスンは、事前予約制です。受付はWeb、お電話、直接ご来店の3パターンです。

当ジムは、トレーニングのみではなく栄養面でのサポートも大切にしています。
トレーニング後には広島ステーションクリニックの医師と管理栄養士が監修したプロテインスムージーを摂取して頂き、
早期回復とトレーニング効果を高めることが可能です。
https://gym-kent.com/

2013年:CNNが6歳のシャルロットちゃんのてんかんがCBDオイルで治療されたドキュメンタリーを放映。
2017年:世界保健機構がCBDの効果を肯定的に評価する報告書を発表。
     世界ドーピング防止機構:禁止薬物からCBDを除外。
米国食品医薬品局:2018年6月、CBDを有効成分とする医薬品EPIDIOLEX(効能、抗てんかん)を承認
米国連邦議会:2018年、THC0.3%以下の農業生産物をヘンプと位置付けて適法とする農産物規制法を可決。
NIH(アメリカ国立衛生研究所):2019年9月、THC以外の カンナビノイド類に関する調査に着手したことを発表。
https://cbd-guidance.com/situation/embed/#?secret=IP2AGi7T5Q#?secret=yCBSG7HnMJ

CBDがてんかんの治療に有効であることが明らかになり、CBDを医薬品として取り扱う国が増え、世界保健機構での見方も変化しています。

オーソモレキュラー栄養療法のセミナーを聞く中でCBDを聞くことがあり、興味を持ったのがCBDを知ったきっかけです。

オーソモレキュラー栄養療法は、細胞や分子レベルで足りない栄養素を与えて、細胞が復元する治療方法になります。

CBDがECS(=エンドカンナビノイドシステムまたは内因性カンナビノイド)が生物のホメオタシスを守っているということを知り、医者として治療する立場において知っておかなくてはいけないと感じ、今も勉強を続けています。

ECS(=エンドカンナビノイドシステムまたは内因性カンナビノイド)とは
体内に備わっている“身体調整機能”のことです。 人をはじめとするほ乳類には、ホメオスタシス(恒常性)という性質があり、血圧、血管、心拍、体温、水分など、生きていく為に必要な身体の調整をおこなっています。

ECSはこのホメオスタシスのシステムのひとつ。 食欲、睡眠、感情、免疫、運動機能、神経保護、記憶などの機能をサポートしています。

ECSは神経細胞上に多いCB1、免疫細胞上に多いCB2という二つのカンナビノイド受容体に対し、体内に存在しているアナンダミドや2-AGという内因性カンナビノイドが結合することで機能します。

https://www.camyu.jp/ecs

睡眠前に数滴少量摂取したら、全く眠れなくなったんですよ。

寝ることは得意なんですが笑

摂取した量が少量の為、マイルドな覚醒作用が働いたんだと思います。

そこでCBDには個人差があるということも身に染みて実感した事で正しい知識を学ばないといけないなと強く思うきっかけになりました。

そこで特に痛みであったり、認知症などの予防医学での症例や研究結果が出てきているところに着目しています。

正直なところ、大麻と聞いた時は一般の方と同様で

「治療に使って大丈夫なの?」

という印象を持ちました。

しかし、勉強を進めていくうちに正しい使い方をする事で有効な効果を得られることに気づきました。

大麻は、日本では『大麻取締法』で厳しく規制されており、世間的にも『ダメ、ゼッタイ』というイメージが広く浸透しています。

その為、CBDが良いものであると分かっていても使ってみたいと思われる方々はまだまだ少ないのが現状です。

繰り返しますが、CBDは、大麻ではありません。

麻薬ではなく、安全で、依存性もなく、合法で、人間の恒常性、ホメオスタシスを保つために有益です。

恒常性に良く作用するという事が分かり、体調を崩した際に必要になる方が出てくるという印象です。

特に炎症を抑えてくれる部分が一番重要であると思います。

体の不調は大きな輪で見ると全て炎症から始まるんです。

だからこそ、CBDがその改善策の一つになると思っていますが、研究や症例を調べて情報を取り入れていく必要があると感じていますね。

CBDが分かりにくいものと認識されないよう、症例をもとに効能が明確になっている症状のある方に届けていきたいです。

例えば、不眠の方などに届けていきたいなと考えていますが、

睡眠は鉄分不足、マグネシウム不足、日光の当たり具合など複雑な要素が絡み合っているので、患者様の状況を伺いながら適切な判断ができればと考えています。

現状のCBD市場には、乗り越えなくてはいけない課題がいくつかあります。

麻薬であるTHCが混入した製品が流通するリスク

CBDは日本の法律上合法であり、多くの健康によい効果が明らかにされています。一方、THCは多幸感を覚えるなどの作用がある麻薬であり、THCを含むヘンプ製品の販売や取引は禁止されています。製造過程で誤ってTHCが混入した場合、違法薬物として法的な処罰を受けることになります。

成分分析表の確認

CBD製品を取り扱っている業者は多くありますが、それらの業者の中にも良し悪しがあります。CBDや大麻についての専門知識があり、きちんと責任をもって販売を行っている業者を選ぶことが大切です。信頼できるメーカーは、自社のCBD製品を研究所などの第三者機関で、成分に問題が無いか、確認しています。

現在服薬中の薬とCBDの相互作用

薬の代謝や効果に良くも悪くも影響を与える可能性があります。現在服用中の薬がある場合、一度医師へ相談しましょう。

日本の正規輸入代理店などのCBD専門の業者か

海外で流通しているCBD製品は、日本とは違う基準で製造されていることがあります。特にTHCの含有量の規定は国によって異なるため、他国では合法でも、日本では違法であることがあります。

当クリニックは、一般的なクリニックとは異なり、栄養/美容/運動という幅広い観点で体の中から美しくする治療をしており、健康が成り立つ上での美を追求しています。

人生のQOLを上げる取り組みが我々の役割だと思っています。

例えば美容だと、医療痩身などは相場の半額の値段で実施していたりして、常に患者様に喜んでもらえるように努めています。

クリニックは広島駅直結で走ったら3分で当クリニックです笑

2023年1月にアンチエイジングセンター「Milky Cloud Well-being Center」を開設したのですが、テラスには約60坪の人工芝があり、グランピングも可能だっだりします。

是非一度足を運んでいただけると嬉しいです。

https://hs-clinic.jp/

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