CBDと聞いて皆さんはどのような印象を持っていますか?
CBDとは大麻草などに含まれる成分のひとつで、そのリラックス感が人気となり欧米をはじめ世界で話題になっています。
しかしながら、「大麻」というワードを聞いてあまり良くない印象を持つ方もいると思います。
ちなみに、CBDは一般的にハイになることから違法な大麻とされている「THC」とは全く別物になります。
CBDにはハイになる成分は含まれておらず、純粋にリラックス効果などを実感することが可能です。
今回はCBD初心者の方向けに知っておくべき7つのことをご紹介します。
CBDとは
大麻から採れる成分の一種
世界各国のセレブ達をはじめ、多くの人たちが関心を寄せているCBDとは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称です。
大麻からとれるカンナビノイドという成分の一つで、麻(大麻草)の茎や種子から抽出される成分です。
精神へ与える作用(精神作用)や中毒性がないことで知られており、医療や健康・美容業界から注目を集める成分です。
とは言っても、あまり詳しくわからない方も多いでしょう。
そんな方はまず医師の方の見解をチェックすることをお勧めします。
使用時の注意
車の運転前や妊娠中の方は摂取を控えるようにすること
CBDオイルの使い始めは、
車の運転など機械操作を行う前には、使用しないようにしましょう。
CBDオイルによるリラックス効果のため、眠くなる可能性があるためです。
すべての人が眠くなるわけではありませんが、注意は必要です。
慣れるまでは、寝る前に用いるとよいでしょう。
妊娠、授乳中の女性や、乳児も服用することができます。
しかし、現段階で絶対安全とは言い切れません。
生後2か月の乳児において、
てんかん、自閉症に対する使用報告がみられますが、
注意して使用する必要があるでしょう。
適量はひとによってさまざま
CBDオイルの反応は個人差が大きく、
CBDオイルの適切な量は人によって異なります。
少量で高い効果を認める人もいます。
また、多くとるとそれだけ効果が高いかというと、
そういうものでもないのです。
CBDオイルは自然の植物から作られ、多成分のため、
同じ量を用いても、その反応は個人差が大きいのです。
痛みや不安、不眠、てんかん発作などを止めるためなど、摂取目的を定め、
少量から始めて、目的に合った適量を探すことをお勧めです。
CBD効果の二相性
CBDオイルには、二相性の効果がみられます。
少量だと、マイルドな覚醒効果を示し、
高用量でリラックス効果をもたらします。
通常は、CBD20-30mgを服用すると、多くの人はよく眠れます。
ところが、一部の人には覚醒効果がでて、眠れなくなることがあります。
夜に摂取して覚醒作用がでた場合は、
日中午後の早い時間までに服用するとよいでしょう。
それにより日中は頭が冴えて快適に過ごせますし、
夜は深く眠れるようになるでしょう。
一方、日中に高用量を使うと
「リラックスしすぎて仕事がやりづらい」
「眠くなる」といったことが生じます。
そのため、初めは少量から摂取してください。
CBD 5-10mg を1日1回、午前中に用います。
同じ量で数日〜1週間程度続け、効果を確認します。
不眠の場合は、リラックス効果が得られる用量を把握しておいて、
その量を夜間に用いてください。
処方薬の薬剤相互作用
高用量のCBDは肝臓の酵素(CYP450)を阻害します。
医薬品の大半はCYP450により代謝されますので、
血中濃度の上昇や作用時間の延長などを引き起こす可能性があります。
CBD100mg を超える量を使う場合は
下記の医薬品の相互作用に注意してください。
ステロイド、免疫抑制剤、スタチン、抗生物質、NSAID、AGⅡ拮抗薬(ARB)、カルシウム拮抗剤、βブロッカー、抗ヒスタミン剤、ベンゾジアゼピン、抗うつ薬、抗精神病薬、麻酔薬、プロトンポンプ阻害薬、消化管運動機能改善薬、経口血糖降下薬、SU剤、抗不整脈薬、抗HIV薬
CBDオイルは少量から試し、
処方薬内服とは2時間以上、服用時間をずらすなど、工夫が必要です。
処方薬は自己判断でやめたりしないで、
医師に相談しながら使用してください。
参考文献
https://clinic-senrinomori.com/topics/column/1285/
使用するCBD製品を選ぶ際の注意
THCフリーであるかどうか?
CBD製品の購入にあたり、海外からの輸入規制も頭に入れておくべき重要なポイントです。
法律に触れず安全にCBD製品を利用するためには、輸入時に製品の成分表示や原材料を確認し、
特にTHCが含まれていないことを確認することが必須となります。
国内販売の合法なものかどうか?
昨今はインターネットの発達により、海外から直接に品物を購入するハードルが下がりました。
しかし、禁止成分であるTHCを含む可能性のある製品を、個人輸入で入手するのは危険を伴います。
海外のショップからCBD製品を購入する場合、
- 分量の多い少ないに関わらず
- 使用者が個人に限定されている等の使用目的を問わず
「税関と厚生労働省の輸入許可」を得る必要があります。
許可には「CBD製品の原料の成分分析表」や「製造工程表」などの詳細な専門書類が必要となります。
無許可で輸出入を行い、その製品に禁止成分が含まれていた場合、厳しい罰則が課せられます。
海外側の販売者が発送したとしても、日本に到着した際に、税関で止められてしまいます。
輸入許可を得た上で、税関でTHCの含有が無いかの検査を行い、問題がないと判断されなければ、手元に届く事はありません。
CBD製品に関しては、個人輸入ではなく、合法性が確保された国内販売の物を選びましょう。
一つは、製品中のCBD濃度が一貫しないこと、そしてもう一つは、ラベルに表示されている成分の正確性です。
これらの課題は消費者に混乱を引き起こし、誤った使用や副作用のリスクを増大させる可能性があるのです。
その為、日本の規則に則った国産のCBD製品を選ぶことをお勧めします。
CBD製品の濃度はどのくらいか?
CBD製品の濃度は、その効果に大きな影響を与えます。
高濃度のCBD製品は強力な効果をもたらす可能性がありますが、初めて使用する場合や体質によっては、低濃度から始めることをおすすめします。
また、CBDの純度も重要で、99%以上の高純度CBDが使用されている製品を選ぶと良いでしょう。
弊社取扱のCBDオイル「PEACE V」
医師の方が監修しているCBDオイル初心者の方でも使える濃度10%、内容量10mlです。
厚生労働省から許可を受けた国内製薬会社のCBDを使用しており、商品化の際、第三者機関による成分分析を実施しTHC成分や農薬、残留溶媒、微生物、重金属などの有害物質が含まれていないことが確認されています。
効果としては、
・睡眠の質の向上
・ストレスの軽減やリラックス効果
・炎症の緩和や健康な体調の維持
・自然なアンチエイジングと美容ケア
などがあげられます。
一日1~2回の使用ですと、2か月前後はもつと思いますので、費用対効果を考えると比較的お手軽に使用できると思っています。
一般的な睡眠薬などのお薬が効かない方やお薬に抵抗がある方など特におすすめです。
なにせ、我々の身体の中にも似た成分が存在するのですから。
オランダやベルギー、スイス、アメリカのカリフォルニア州、タイなど世界ではメジャーに使用されています。
うんちくの様な話ですが、我々が普段食べている七味唐辛子には麻の種として使用されていますよ。